吉岡耕二　アラゴネーゼ　Ｆ６　2001年イタリア　Bunkamura Galleryにて購入

Ｆ6号  額装  60×50
詩人の故・辻井喬氏は、吉岡画家を、「色彩の詩人」と表現しました。長年、奔放な中に哀愁を含んだ色彩感覚で、欧羅巴・地中海等を描き続けています。抽象と具象の絶妙なバランス、意表をつく重層空間の表現が、吉岡絵画ならでの魅力です。 

号12万  
1943年生まれ。1967年パリ国立美術学校へ入学。
色の魅力に惹かれて20代で渡仏し、日本人として最年少の31歳でサロン・ドートンヌの正会員になった。
色彩の圧倒的な存在感が、見る人の胸を打つ。
光と色を鮮烈に感じながら地中海を中心に旅をし、心を揺さぶるような色彩豊かな作品を描き続けている。
具象と抽象の壁を自由に超え、力強い色と線で構成された作品は、国際的にも高い評価を得ている。主な作品収蔵先高松の宮邸、神戸オリエンタルホテル 、㈱サッポロライオン、サンスター㈱、パナソニック㈱ 積水ハウス㈱参天製薬㈱ ㈱プラネット ㈱ピエトロ エクシブ鳥羽・リゾートトラスト㈱ 杉山美術館  他多数年譜1943年 大阪府に生まれる
1962年 大阪市立工芸高校美術科卒業
1967年 渡仏、パリ国立美術学校に留学
1968年 サロン・ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール（於パリ近代美術館）出品
    サロン・アーティスト・フランセーズ（於グランパレ）受賞
    美術誌「アート」で紹介される
    スペイン・ポルトガル・モロッコ・アルジェリアを取材
1970年 サロン・ドートンヌ初出品）、会員候補に推挙される（75年正会員）
1971年 サロン・テールラテンに招待される
1972年 インド・ネパールを取材
1973年 パリに於ける各展の他、アンデパンダン展に出展
1981年 14 年間の滞仏生活を終え帰国
1983年 チベットを取材
1985年 東京のギャラリーミキモトにて個展開催
    大阪の梅田阪急にて個展開催（以後、 98年まで個展開催）
1986年 東京の渋谷西武にて個展開催（以後、 93年まで全国西武百貨店にて個展開催）
1987年 エジプトを取材
1989年 モロッコを取材
1992年 メキシコを取材
1993年 スペインを取材
1994年 カリブを取材
1996年 ギリシャを取材
1997年 東京の東急Ｂｕｎｋａｍｕｒａギャラリーにて個展開催（以降、定期的に個展開催）
2000年 南フランスを取材
2001年 イタリアを取材
2002年 マルタ島・シチリア島を取材
2003年 トルコを取材
2006年 上海アートフェア出展
    香港ザ・ペニンシュラホテルにて個展
2007年 上海アートフェア出展
2010年 トルコにおける日本年に絵画で参加（イスタンブール）
2011年 ユニセフチャリティ絵画展/東日本大震災救援チャリティ等に参加（東京・大阪）
2013年 台湾東呉大学の招待でSOOCHOW UNIVERSITY ARTS CENTERで個展（台北）
2016年 Gallery Etihad で個展(アラブ首長国連邦 アブダビ）
2023年 アラン・マバンク 著「もうすぐ20歳」（晶文社刊）の表紙画を担当