管理番号 | 新品 :21453418 | 発売日 | 2024/03/09 | 定価 | 17,000円 | 型番 | 21453418 | ||
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以前オークションサイトで落札したヒカリゴケ(光苔)です。環境省が準絶滅危惧種に指定しており、また、地域によっては天然記念物に指定されているとても貴重なコケです。準絶滅危惧(NT)は販売を規制するものではなく、このコケは保護されている地域外から採取されたものです。大きさは画像の通りで、2cm弱といったところです。寒さには強いですが暑さには弱いため管理の際にご注意ください。梱包は丁寧にしますが、沖縄の場合は到着に時間がかかり気温の問題もあるためトラブルがあるかもしれませんのでご理解の上購入ください。また、神経質な方の購入もご遠慮ください。#コケ#テラリウムコケ植物ヒカリゴケ科の代表種で、この科はヒカリゴケのみから構成される。北半球の冷涼な地域に生育し、日本では北海道から本州中部地方にかけて分布する。植物体は高さ7~8ミリメートルで、葉は茎の上に左右2列になってつく。雌雄の生殖器官は茎の先端につき、ほぼ球形の胞子体ができる。胞子から発芽した原糸体では、球状に膨らんだ細胞が先端に向かって平面状に並ぶ。この細胞がレンズの役目をして、入射してくるわずかな光を反射し、原糸体が生えている地表面を光らせる。この光は薄い緑色であるが、これは球形の細胞に入った光が屈折し、葉緑体が集まっている細胞の奥のほうで反射し、ふたたび細胞から出てくることによる。つまり、ヒカリゴケが光るのは、光の反射によるもので、ヒカリゴケそれ自体が発光するわけではない。 ヒカリゴケは、洞穴の中や大木の根元の穴の中などの薄暗い場所に生える。光を反射する現象が特殊であるところから珍重され、日本では長野県佐久(さく)市岩村田(いわむらだ)、埼玉県比企(ひき)郡吉見(よしみ)町、皇居(東京都千代田区)などの生育地は、国の天然記念物に指定されている。(日本大百科全書より)